沖縄でレンタカーを個人で格安レンタルをお考えの方へ
沖縄でレンタカーを個人から格安でレンタルするには
沖縄旅行でレンタカーを格安料金でレンタルするにはどうしたらいいのだろう?とお思いの方がいらっしゃると思いますので、このページでは個人からレンタカーをする方法、メリット、デメリットなどについてレンタカーショップ店員目線で書いてみたいと思います。
沖縄県でも利用可能な、軽自動車から5人乗りコンパクトカー、SUV、セダン、ハッチバック、ワゴン、ミニバンなど様々な都道府県でレンタルが可能な個人間の格安レンタルサイトが存在するのです。
まず沖縄で個人からレンタカーを格安でレンタルするには個人が貸し出しているサイトがあるのでそのアプリを入れるなりウェブサイトに行くなりして利用規約を読んで同意し、個人情報を登録します。いわゆるカーシェアリングというものです。オーナーは1週間程度で車の登録の認可が下ります。
そしてその後レンタカーを探して、オーナーさんと直接やり取りしてお金はインターネット経由で支払い、車を借りるわけです。沖縄観光の初心者であればいかにも穴場でお得に感じられると思います。しかしここには大きな落とし穴があります。
実際に個人でカーシェアの為オーナーとして登録したこともあり、レンタルしたことがある経験を踏まえて書いています。
沖縄で個人の車をレンタルするメリット
個人から車をレンタルしていいところが、なんといっても安くつくということです。個人のレンタカーは、運輸局などに届け出をしているわけではないので法律上レンタカーにはなりません。つまり一般の乗用車です。
一般乗用車を貸し出すには金額の規定があり、その車の車両代の何分の一までしか取れないという強い制約があり、その上限を超えてレンタル貸し出すことはできません。その為、個人からのレンタルは特に繁忙期は安くつくことがとても多いのです。究極の話、友人から無料で借りるという方法もあります。
沖縄で個人の車をレンタルするデメリット
ところで皆様は、レンタカー会社の法律上の縛りをご存じでしょうか。レンタカーというのはとてもハードな使われ方をするので、通常の車が車検が2~3年に1回のところ、なんと1年に1回の車検が義務付けられています。それだけプロにこまめに見てもらう必要があるのです。
さらに車両責任者という責任者がレンタカーショップに任命され、10台以上保持すると整備士の雇い入れが必要となり、それこそ毎日車両の状態をチェックしています。
ひるがえって、個人オーナーであれば通常ほとんど何も車両チェックなどしていません。エンジンオイルの状態もチェックできなければタイヤの溝も見ていなかったりと、ほぼ何も手つかづの状態で貸し出します。
タイヤの溝がない状態で借りた場合
タイヤの溝があまりない状態でレンタルするとどうなるか。沖縄は貝殻がアスファルトに混入しており、本土と比べて相当すべりやすい状態となっています。もし一度スピンしだしたらその車は止まることが出来ません。スピンを繰り返し、多重事故、人身事故につながります。
車検に通る状態のタイヤでも、沖縄ではかなり滑ります。特に雨の状態だと特に危険です。だからこそ、きちんとレンタルする側が注視しておく必要があるのです。
バッテリー切れが起きたら
少なくとも弊社では、週に一回はバッテリーチェッカーでレンタカーのバッテリー状態を確認していますが個人のレンタルだとそれもまず行っていません。ですから、北部の例えば美ら海水族館に行って、バッテリーがいきなりかからなくなり、救援に2時間待ちということも本当にあるのです。
バッテリー切れは車をレンタルしていて最も多く起こりえる現象でこれを防ぐには日ごろからのこまめなチェックと、車両に対する入念なスタッフの説明が必要です。
これは自分が個人的に車のオーナーとしてカーシェアで貸し出していた時に実際にあった話ですが、リピーターなので信頼して鍵のありかを教えていたら勝手に使われたことが何度もありました。また、ある時、お客さんに貸し出していたらいきなり高速の上で車がストップ!そんなこと一度もなかったのでよくよく調べてみると、なんと前にレンタルした人が勝手にバッテリーの位置を変えており、しかもそれが不完全でプラグとバッテリーが外れていたのです。個人で貸し出すときに、いちいちバッテリーが通常と同じ状態か見る人なんて、まずいないと思います。
それがあってから、あまりに危険性を感じオーナー登録も解除しました。こういったサービスは便利に感じるかもしれませんが、車は命を載せて走る乗り物です。真面目に生命にかかわりますので。簡単にネット上で利用できるようにならないほうが良いと思います。
ブレーキ音が不愉快
車両の状態に問題がなくとも、ブレーキがすり減ってきたり、形が変形すると音を発することがあります。レンタカーショップであれば原因をすぐ究明してご説明、必要であればお取替えできますが個人の場合代車がありませんのでその車に乗り続けるしかありません。沖縄本島は南北に長く、100キロ200キロをブレーキが不安な状態で走行をせざるを得ないのは本当に怖いことです。
実際にお客様からこのようなお声をいただき、ブレーキ自体に問題はありませんでしたが音が不快という理由の為に、スタッフが車2台で向かいお取替えさせていただいたこともございました。個人のレンタルではまず不可能です。
レンタカーショップでは、定期的に整備士によりブレーキの確認、必要であれば整備工場でブレーキの整形、必要に応じて交換も行っています。これは我々に課せられた法律的な義務でもあり、またそれ以前にお客様をお迎えするホスピタリティとして当然のように行っています。
車の洗車の方法も違います
一般的には、すごくきちんとされる方でカーシャンプーの後水洗いですが、レンタカーショップでは専用の高圧洗浄機で汚れを吹っ飛ばします。
またあらかじめしっかりとコーティングを行っているので短時間で内部も外部も専用のクリーナーを使用することでピカピカに仕上げることが出来るのです。車両の説明に関してもチェックシートがあり、細かくスタッフに指示しているので後でお客様が車の使い方で困られるということはほとんどありません。少なくとも私共では入念にご搭乗の前にお車の操作方法もご説明しています。
プロのレンタカーショップとしては、整備している内部の人間からするとレンタカーショップと個人レンタルは安全面において雲泥の差です。そもそも個人レンタルが基本的に禁止されているのを法律の隙間を狙って始めたようなビジネスで、人の命を預ける車を個人間でレンタルするのはレンタカーショップとしては危うさを感じています。例えば仮に事故にあってもレンタカーショップなら24時間対応等もあり、それがないと本当に何もない場所で放置です。安さと引き換えのリスクが大きすぎるので、しっかりとしたレンタカーショップから借りてほしいと思います。
沖縄オープンレンタカーのご紹介 正規登録レンタカーショップ
私共沖縄オープンレンタカーは、沖縄県那覇市樋川にあるレンタカーショップで、オープンカー2人乗りの国産マツダロードスターをはじめ、デミオやアクセラなど沖縄の風土に合うレンタカーを格安で貸し出しを行っています。
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