負の連鎖を断ち切る

レンタカー業界の負の連鎖

ふのれんさ

レンタカーをどうやって探しますか?

沖縄に限らずレンタカーを探す時、どうやって皆様は探されますでしょうか。ネットで検索?比較サイトで検索?なかなか難しいところですよね。ここではレンタカー業者から見た、自分ならこういう探し方をするという例をご紹介したいと思います。

  1. インターネットで検索、「新車」マークがついている。(ただし新車といっても9,10万キロの場合はざらにあります)
  2. Googleの口コミがいい
  3. 公式ページを見て、感じがよさそう

私はこのように探しています。新車マークがついていて、10万キロもあり得るというのは、これはレンタカーというビジネスモデル上、仕方ないのです。それではなぜそのマークがついているほうがいいかというと、自社で新車で購入すれば仮にどういった事故があってどうなったからこうであるとわかりますが、他から買ってきたものはどういう爆弾を抱えているかわかりません。ここがこだわりたい理由です。

レンタカー比較サイト

沖縄でレンタカーを比較する際、安い順にソートしたリストのことを、業界内で「バカレンタカーリスト」と呼ばれていることをご存じでしょうか。

1番~3番目に安いレンタカーショップは、スクラップを買ってきて無理やり作ったような車で50メートルも走らないうちにエンストしたり、エアコンが壊れたり、またよく見ると送迎がついていなくて、レンタル料金よりも事務所に行くタクシー代のほうがかかったというのはよくある話です。

こういったお客様を騙すようなレンタカーショップも数多くあり、そしてそういう比較サービスが増えることでレンタカーショップのクオリティも劣化している気がします。個人的には空港側がしっかり査定して、OKを出したところだけを空港のインフォメーションに掲載しWEBで集客をすること自体を法律で規制したほうがいいのではと思う位であります。

そういうレンタカーショップばかりではありませんがそういうところが増えてきているのも、事実であると思います。

過剰な値段のつり上げ、悪くなる客層

沖縄のレンタカーは高すぎる!といわれますが、確かにそういう時期もありますが逆に冬場は全く予約がなかったりするので、ある程度は仕方がないものと思っています。ホテルを例にとると閑散期の6倍以上も取っているところもございますしね。ここでは負のサイクルについて考えてみたいと思います。

クレーマー客

レンタカー業界をよくするための弊社の施策

インターネットの普及で様々な宣伝方法が自由に行えるようになった→レンタカー会社が調子に乗って様々な悪意のあるビジネスを行いだした→お客様もマナーが悪くなった

このような流れが起きているのではと考えています。

そこで弊社では、「マナーの良い方限定」でレンタカー貸し出しを行うことにしました。良心的に運営していても、そういう方がいると従業員が離れてしまい、ビジネスのサイクルに狂いが生じるようになってしまったからです。

また、搭乗者全員がノンスモーカーも徹底をお願いするようにしました。喫煙者だけど社内では吸わないとおっしゃられてもやはりたばこのにおいがついてしまい、他のお客様が迷惑をこうむることがこれまで多かったからです。

そのかわり良心的な金額でレンタカー貸し出しを実施し、最高のホスピタリティでお迎えすることをお約束します。こういった取り組みが、良い沖縄のレンタカー業界振興のサイクルにつながってくるのではと考えています。